12/17 2023
カテゴリー:FXブログ, 展望
※引用:Bloomberg(画像クリックで記事にアクセス)
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※引用:ロイター(画像クリックで記事にアクセス)
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◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルは下落トレンドが続いており、基本は戻り売り。
・しかし、下落波動が終了の可能性もあるので要注意。
・日足レベルは下落トレンド継続の可能性が高いが、戻り高値までの上昇もあり得る。
・週足レベルでも下落傾向が続いているが、トレンド転換はまだ先の話。
先週のドル円は植田総裁のチャレンジング発言からの戻し(上昇)から始まりました。しかし、その後はトレンドに沿って下落。テクニカル的には綺麗にトレンドができている状況です。
4時間足レベルでは、大きく下げた状況から大きく戻していました。結果、形的には綺麗な戻り高値出現。ファンダメンタルズ要素がトリガーとなりましたが、安値更新するレベルの下落を見せました。しかし、再びMAとの乖離が大きくなってきており、ここから大きく下落する為には一旦、戻る必要がありそうです。ただ、今回の下落は5波動目っぽい雰囲気があります。仮にこれで下落波動が終了なのだとすると、ここから4時間足レベルで上昇トレンドに転換する可能性があります。勿論、10月までのように一方的にトレンドが継続するパターンもあり得ますが、ファンダメンタルズ要素の変化と併せ、一旦、トレンド転換する展開もあり得ますので要注意です。
日足レベルでは、戻り高値的な展開から大きな下落を見せました。基本的には長期的に下落トレンドが継続する流れだと思われます。しかし、如何せん動きが早過ぎであり、先週の上昇を日足レベルの波動(2波動目)として捉えるのは厳しいです。よって、もう一回上昇し、戻り高値を形成した後、下落するパターンも考えられます。ただ、MAの形を見る限りでは典型的な下落の型である為、長い目で見た際には下落継続となる可能性が高そうです。
週足的にも大きな下落が続いている事が見て取れます。まだ上昇トレンドの範疇ではありますが、着実に下落転換への道を進んでいます。しかし、転換に向けての防衛ライン(トレンドライン)まではまだ距離があり、到達までは時間を要しそうです。よって、下落が進んでいるとは言え、週足レベルの下落転換はまだまだ先の話になりそうです。
先週から引き続き、下落が続いていますし、長期足においても下落傾向が強まっています。よって、長い目で見た場合は下落トレンドが継続する可能性が高そうです。しかし、短期間で大きく下落し過ぎた事、またファンダメンタルズ要素も考慮すると、短期的にはある程度の上昇も考えられるので要注意です。
それでは今週もがんばりましょう!