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 突然ですが、この記事を読まれている皆様は、投資を始められた際、どこから情報を得ましたか?YouTubeやブログ等のネットからでしょうか?或いは書籍からでしょうか?

 ネットが発達した今、世の中はさまざまな情報で溢れいています。しかし、中には誤った情報や、フェイク情報すら存在します。何が正しい情報で、それはどこから得れば良いのか?投資を始めてみようと思うものの、投資の勉強をする為の教材選びで躓かれている方も多いのではないかと思います。

 私も最初は暗中模索状態で、とにかく手当たり次第にネットから情報を集め、書籍を読み漁りました。多くの書籍を読み漁る内に、そのほどんどは表面的な事象しか説明していない意味のないものであることがわかりました。しかし、私はその中のとある書籍を読んで以降は見違えるように勝てるようになりました。それから現在までの約3年の間、会社員を続けながら副業として、平均月20万円ほどの利益を得る事ができています。

 読むだけで利益を上げられるようになるなんて、そんな都合の良いものがあるのかと思われるかもしれません。しかし、4年近くチャートを見てきましたが、その書籍の内容は実際の値動きと完全にリンクしていました。お陰様で、今ではチャートの動きを理解する事ができますし、次の動きをも予測し、備える事が出来ています。今回はそんな私が投資で稼げるようになったきっかけでもあり、投資家の間でも有名な書籍:「FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則」についてご紹介したいと思います。


 1. FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則」の概要

 本書は主にチャートの値動き-プライスアクションについて解説しています。チャートとは、株や、為替における値動きを、時間を横軸にしたグラフで表したものです。また、プライスアクションとはチャート上のろうそく足の形のことを指します。プライスアクションを理解する上では、ろうそく足単体の形だけでなく、複数本のパターンを見る必要となります。

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 実はこのろうそく足には情勢(ファンダメンタルズ要素)や、投資家の心理が反映されています。すなわち、ろうそく足の動き方を理解する事が出来れば、その投資商品が今置かれている状況や、世の中の投資家の考え方を推し量る事が可能ですし、次の値動きを予測する事さえ可能です。よって、その原理・原則を理解する事が出来れば、売買のタイミングもわかるようになります。それが分かるという事は、すなわち投資で勝てるということになりますので、本書で解説されているプライスアクションの原理・原則を理解すれば、誰でも投資で稼ぐことが出来るようになると言えます。

 ちなみに、タイトルに「FX」と記載されていますが、FX以外の株や、金、債券等、他の全ての金融商品においても、本書で解説されている原理・原則に則った動きをしています。また、「5分足スキャルピング」とも記載されていますが、1時間足においても、日足においても、どの時間足においても共通しています。


 2. この書籍の何が良いのか?

 株やFXにおいて売り・買いをする際は、なぜそこでエントリーをするのか?という問いに対し、説明できるだけの根拠を持っていなければなりません。当たり前の話ですが、稼ぎの期待値がプラスとなるエントリーを続けていれば、必ず期待値通り稼ぐ事が出来ます。億単位を稼いでいる一流のトレーダーは、「これをやれば勝てる」といった根拠を持っている為、トレードを重ねれば重ねるほど利益を増やすことができます。要するに、しっかりとした根拠を持つ事が出来れば、誰にでも稼ぐ事は可能です。

 その根拠を持つ為には、プライスアクションの理解は必須です。なぜなら、プライスアクションには再現性(パターン)があり、必ず似たような形が出てくるからです。中には高確率で再現されるパターンもあります。その為、それが出現した時のみ仕掛ければ、高確率で勝つ事が出来ます。

 そもそも、相場は3つの場面で構成されます。それは、トレンド、調整、転換です。トレンドは一方向に進むだけの為、誰でもわかります。しかし、調整なのか、転換なのかの判断は極めて難しいです。なぜなら、トレンドが再開(調整)するのか、或いは転換するのかは結果論だからです。つまり、トレンドを継続させようとする勢力と、転換させようとする勢力とがぶつかるポイントが必ず出てきます。その攻防で勝利した勢力が強化され、新たなるトレンドとなります。我々、一般のトレーダーはその攻防の勝者側に着いていけば良いのです。

 では、その攻防をどうやって見つけ、勝敗を見極めるのでしょうか?その方法こそがプライスアクションの理解です。プライスアクションには、点として捉えたろうそく足単体、数本の形状、そして面として捉えたろうそく足の集合体の形状があります。難しそうに感じるかもしれませんが、実際はそんなに複雑ではありませんし、受験勉強のように覚えることも多くありません。

 例えばよく見られるエントリーパターンとして下記のような形があります。水色の枠内が面としての動き(終結までの戦局)であり、白丸で囲んだ部分が点としての動き(決着前の攻防)です。この攻防の決着後、勝利した勢力である下落方向に大きく動いている事が見て取れます。このような攻防は、1日の中で何度も見られます。であれば、それを見つけ、勝利した側に着いて行けば稼げるということになります。こういった攻防のパターンはそう多くはありませんし、見つけるのも簡単です。

 見つけ方の一例は、黄色い線のように過去の高値、或いは安値同士にラインを引くことです。これは過去、攻防の決着が着いた地点であり、その線上で将来再び攻防が繰り広げられる可能性があります。よって、ラインを引くと次の攻防のポイントが見えてきます。ただし、そのラインの引き方(面の捉え方)にはコツが必要ですし、攻防の勝敗を見極める(点を見極める)にはプライスアクションを理解する必要があります。

 本書ではそのようなプライスアクションのパターンについて、実際の過去のチャートを用いながら整理し説明しています。具体的な例が非常に多く、様々な似たようなケースを反復して学ぶ事ができる為、これ1冊で仕掛けるべきパターンを全て知ることが出来ます。また、期待値がプラスのトレード手法を提供している為、これを繰り返せば稼げるのだという自信も生まれます。結果どこでエントリーすべきで、どこで損切りすべきか等、明確な根拠を持ってトレードができるようになるのです。


 3. 本書をトレードにどう活かすか?

 既に触れたように、本書を通して期待値がプラスのトレードを学ぶ事ができます。その為、継続していれば必ずロットを増やす日がきます(株であれば購入可能な株数)。その時があなたが成功する日です。

 本書では主に短期足(5分足)の値動きを用いて学ぶことになりますが、長期足の値動きにおいても原理・原則は同じであり、スパンが長くなるだけで短期足と同じ動きをします。更に冒頭で触れた通り、株でもFXでもチャートの原理・原則は同じです。よって、投資で勝つ為には、まずは短期足のトレードをマスターする必要があります。短期トレードをマスターしさえすれば、後は時間足を変えても同じことをするだけです。

 しかし、本を読みインプットしたとしても、実際のトレードは別物です。語学と同じですが、やはり実際のトレードでアウトプットする必要があります。私のお勧めはFXで練習をすることです。FXはイメージ先行でギャンブルと捉えられがちですが、その印象は全く当てはまりません。本書を読んだ後に実際の為替チャートを見て頂ければよく理解できると思いますが、その動きは完全に原理・原則に則っています。何より、レバレッジには制限がありますし、元本が50%を下回れば強制的にロスカットされます(FXが登場した頃は無かったようですが)。

 それらシステムのおかげで一攫千金を狙う事はできませんが、逆に20万円程度の元本で、100万円や1,000万円を損することなど不可能です。そのレベルの金額であれば、毎日損切りをし続けていたとしても、せいぜい数万円の損失が関の山でしょう。むしろ株の方が値の変動幅が大きい為、損失が大きくなる可能性が高いです。それに株やその他投資商品はある程度の元本が無いと始める事ができません。よって、少額で練習する事ができるFXから始められるのがお勧めです。

 怖ければバーチャルで始めるというのもありですが、実際のお金で取引するのとでは心構えに雲泥の差が生まれますし、成長速度も変わってきます。よって、少額を入れて最低LOTである1LOTから取引を開始することを、個人的にはお勧めします。

 ちなみに、お勧めの講座はDMM FXです。外為.com、楽天FX、GMO証券、みんなのFXと口座開設していますが、DMM FXがダントツで使用しやすかったです。その他の証券会社のものは発注画面にレトロ感があり、とても判りづらいなと感じました。その点、DMM FXはぱっと見で分かりやすいデザインをしていますし、何より高機能チャートが無料で使用できます。本書で学ぶ事ができるラインも引きやすいですし、何よりチャートが見やすいです。楽天FXにおいてもMT4という高機能チャートが使用可能ですが、残念ながら楽天は発注画面が分かり辛く、発注が消える等のバグもある為、あまりお勧めしません。発注が感覚的に操作できる事、そして何よりチャートが見やすい事を重要視していますので、私はDMM FXを使用しています。

 ▪️DMM高機能チャート

 下記にリンクを貼っておきますので、どんなものか見て頂ければと思います。



 4. まとめ

  • 「FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則」は主にプライスアクションについて解説している。

  • プライスアクションを理解すれば期待値の高いエントリータイミングを見つける事ができるようになる。

  • 期待値の高いエントリータイミングでのみ勝負することが出来れば、必ず稼ぐ事ができる。

  • プライスアクションの原理原則は短期足だけでなく、長期足にも共通しているし、FXだけでなく株にも共通している。

  • インプットだけでなく、アウトプット(実践)が必要。

  • 継続していれば必ずLOTを上げる日が来る。その時があなたが成功する日である。

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