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2/24週の展望です。

◾️ファンダメンタルズ観点の展望
・日銀が長期金利上昇を牽制するものの、更なる利上げについても言及。
・アメリカは株価が下落気味。
・ユーロ圏は主なトピックなし。
・ファンダメンタルズ的には前週と状況はあまり変わらず。


 先週のドル円は大きく円高に。CPIが4.0%を超えたこと、また日銀が利上げについて踏み込んだ発言をしたことで利上げが意識され、円高が進みました。


 先週の日本は長期金利の上昇が話題となりましたが、植田総裁の発言によって下落。しかし、最終的には再び上昇しています。

   ※引用:Bloomberg(画像クリックで記事にアクセス)



 日本の長期金利が一時1.45%に達し、15年3カ月ぶりの高水準を記録しました。これを受け、日銀は過度な金利上昇リスクを懸念し、植田和男総裁は金利上昇が続く場合、機動的に国債を買い入れることで市場の安定を図る方針を示しました。しかし、金利を抑えれば円安が進行し、さらなるインフレを引き起こすリスクがあるため、植田総裁はインフレと金利上昇のバランスを慎重に取る必要に迫られています。

 また、最新の消費者物価指数(CPI)は3.2%と高い水準を維持しており、特に生鮮食品の価格が大幅に上昇しています。この状況から、日銀は円安・インフレ抑制の観点でも金融政策を調整する必要に迫られており、植田総裁は将来的な利上げの可能性を示唆しました。これを受けて長期金利はさらに上昇し、週末にかけて円高が進行している状況です。


 先週、アメリカでは主要株価指数の大幅下落が見られました。特に中国発の新型コロナウイルスに関する記事の発表後は大幅に株価が下落しています。また、長期金利は多少の下落。とは言え、高水準を維持しています。



 週の市場では、日本ではCPIが4.0%を超え、日銀が利上げに言及したことで金利上昇が意識され、円高が進みました。一方、米国では主要株価指数が大幅に下落し、経済指標の悪化が目立ちました。特に、米国とロシアの和平交渉開始により市場は不透明感を強め、長期金利は一時4.551%まで上昇した後、4.430%まで下落するなど変動が続きました。

 これらの動きは、米国経済の不透明感と長期金利の変動、さらには国際貿易や外交交渉の不確実性を背景に、為替市場に影響を及ぼしています。特に、ウクライナとの終戦に向けた和平交渉が進展すれば、市場はリスクオンとなりドルが下落する可能性があります。その場合、円安、株価上昇傾向となりやすくなるかもしれません。

   

   ※引用:Bloomberg(画像クリックで記事にアクセス)




 ユーロ圏においては、特に目立ったトピックは見られていない状況です。



   EU10年債 ※引用:楽天証券


 
 纏めると、先週の市場では、日本は日銀のタカ派姿勢が強まり、政策金利1%以上への引き上げ発言を受けて長期金利が上昇し、円買いが進みました。一方、アメリカでは中国への追加関税が発動され、メキシコ・カナダとの関税交渉が長期化する中、リスクオフの流れが市場を支配しました。雇用統計は悪化したものの、平均時給の上昇がインフレ懸念を残し、FRBの政策見通しが複雑化しています。ユーロ圏では利下げが実施され、金融緩和の流れが続く見込みです。

 以上を踏まえると、ファンダメンタルズ面では円高要因が依然として優勢です。日銀の利上げ観測の強まりが円買いを促しやすい環境となっている一方、米国の長期金利の変動や和平交渉の行方によって、為替市場の動きが不安定になる可能性があります。特に、ウクライナとの終戦が市場のリスクオンを促せば、一時的に円安・株高の流れになることも考えられ、今後の市場の反応に注視が必要です。

今週の重要材料はこちら!



◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルでは下落続行。基本的には戻り売りの展開。
・日足レベルは下落トレンドへと転換。基本的には戻り売りの展開。
・週足レベルでは上昇トレンドのままだが、MA100を割った場合は大きく下落する可能性も。
・テクニカル面では長期的な下落トレンドへと転換する可能性のある場面。


 先週のドル円は下落。仮に週足レベルでMA100を割り、直近安値148.6円を割るようなことがあれば、テクニカル的には大きな売りサインです。ただ、政府・日銀は大きな円高も良しとしていない節があるため、口先牽制による円高対策が入る可能性もあります。


 4時間足においては下落トレンド続行。基本的には戻り売りをすべき展開です。ただし、トレンドも長くなってきているため、転換する可能性も頭の片隅には入れておいた方が良いかもしれません。




 日足レベルではMA100を割り、確定的に直近安値を下回ったことで下落トレンド入り。基本的にはまだまだ下落すべき展開だと思われます。




 週足的レベルでは、週足的レベルでは、上昇波動が続いています。仮に148.6円を確定的に下回るようなことがあれば140円を割るような大きな下落へと繋がる可能性もあります。ただ、それまでは基本的には上目線で問題なさそうです。




 ここ数週間の流れは下落。久々の展開です。ただ、大きく下落し過ぎてしまった分、戻しもありそうなので要注意です。その後、再び160円に接近していくのか、或いは140円を下回っていくのかは現状ではまだわかりません。

 それでは今週もがんばりましょう!

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