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11/18週の展望です。

◾️ファンダメンタルズ観点の展望
・日本政府は円安牽制。植田総裁の発言への警戒感が高そう。
・アメリカはCPIが上昇。長期金利も上昇。
・ユーロ圏は長期金利が横ばい。
・ファンダメンタルズ的には円安要素が増加。


 先週のドル円は終始上昇。金曜日引け間際には下落しましたが、強い円安傾向が続いています。


 日本では特に新たなトピックはありませんでした。強いていうならば、今週も引き続き加藤財務相から円安牽制が入ったことかなと思われます。金曜日に牽制が入りましたが、その後のドル円は円高基調へと転じています。ただ、先週も週明けには元通りになっていました。今週については植田総裁の発言がある為、万が一利上げをしないと捉えられる発言をした場合は大きな円安になるかと思われます。しかし、今回利上げを期待させる発言をしたにも関わらず、もし12月に利上げを実施しなかった場合には160円を余裕で超えて行くような円安になることが想定されます。

   ※引用:ロイター(画像クリックで記事にアクセス)




 アメリカも今週は大きなトピックは無し。CPIの発表がありましたが、結果はほぼ横ばい。寧ろ、小足数は伸びの傾向が見られ、インフレが沈静化してきているとはとても言える状況ではないかなという印象です。それを受け、パウエル議長も利下げを急ぐことが無いと発言。結果、長期金利は上昇しています。





 アメリカのインフレは沈静化してきていない状況が浮き彫りになる中、トランプ大統領の減税政策はインフレを加速させる可能性があります。よって、アメリカ長期金利は大きく上昇し続けることでドルが買われ、円が売られる傾向が続いています。日銀のアメリカ利下げを待つ作戦は肩透かしを喰らった格好かなと思われます。今後の動きについてはトランプ大統領の発言待ちになりますが、場合によっては円安を加速させる可能性がありそうです。

 

   ※引用:Bloomberg(画像クリックで記事にアクセス)




 ユーロ圏においては、特に大きなトピックはありませんでした。長期金利は横ばいの状況です。


   EU10年債 ※引用:楽天証券


 
 纏めると、日本政府は円安を牽制。また今週の植田総裁発言を警戒されて週末は円高に。しかし、アメリカではCPIが伸びたことで利下げ期待が減少。

 以上を考慮すると、ファンダメンタルズ的には円安要素が再び増加。市場は12月の日銀の利下げを織り込んでいる為、利下げしなかった場合、再び止まらない円安モードに入りそうです。

今週の重要材料はこちら!



◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルでは上昇トレンド継続しているが、転換もあり得る形。
・日足レベルでは上昇トレンド。
・週足レベルでも上昇トレンドに転換したと言って良さそう。
・テクニカル的では大きな流れが上昇転換した可能性がある。


 先週のドル円は上昇継続。ファンダメンタルズ要素も相まって更に上昇しそうな雰囲気もあります。


 4時間足においては小さな押し目を経て上昇し、高値更新。上昇トレンドが継続しています。しかし、週末には翌週の植田総裁発言への警戒感もあって下落。MA100に接近している状況です。日足でも転換している為そのまま大きな下落に繋がるかは分かりませんが、押し目になるのか、転換するのかは見た上で着いて行った方が良さげです。




 日足レベルでは押し目も無いままMA100をクロス。さすがに押し目までの下落が見られてもおかしくはありません。4時間足が下落転換した場合はある程度の下落は見られるかもしれません。しかし、日足レベルではそれでも2波動目。下落後は3波動目の上昇が見られる可能性が高い展開かと思われます。




 週足的レベルでは、MA100を割った後、大きく上昇。再び上昇トレンドへと回帰ている状況です。短期足であれば大抵、こういった下落転換を騙しにした動きの後は大きな上昇までがセットです。果たして短期足でよく見られる動きになるのかは分かりませんが、テクニカル的には大きな上昇へと繋がる流れとなっています。




 ファンダメンタルズ面の変化もあり上昇が続いています。4時間足的には下落転換もあり得そうですが、長期足の流れは一方的な上昇。ファンダメンタルズ面においてよほどの変化が見られない限り、更なる上昇が見られる可能性が高そうです。

 それでは今週もがんばりましょう!

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