◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルでは上昇トレンド継続だが、3波動の進行が進んでおり、一時的 or 本格的下落の可能性も。
・日足レベルでは収斂が進んでおり、戻り高値までの上昇となる可能性が高いが、突き抜けて上昇する可能性も。
・週足レベルでは下落トレンド継続の範疇ではあるが、そのまま上昇する可能性もたまに入れておきたい。
・テクニカル的では大きな流れは下落のまま。


　先週のドル円は終始上昇トレンド。140円台割れが一転、気がつけば150円まで迫って来ている状況です。


　4時間足においては上昇3波動目が進んでいる状況です。ろうそく足の本数的にはそろそろ上昇波が終わりそうな感じですが、最近の円安トレンドの強さを考慮すると、上昇波の延長も考えた方が良さげです。ただ、150円あたりは抵抗となる可能性が高い為、そのあたりで荒れる可能性がありそうです。よって、エントリーについては150円の壁を超えてるか、或いは下落トレンド転換するのを待った方が良いかもしれません。




　日足レベルでは一旦は下落波動が終焉を迎えています。どの程度上昇するのかは読めませんが、やはり150円は壁となる可能性が高そうです。そのあたりにSMA100も控えていますので、そこを越えるかどうかが今後のトレンドに影響を与えそうな感じがします。4時間足レベルで下落転換した場合はそのまま下落する可能性がありますが、逆にSMA100を超えた場合はそのまま上昇が続く可能性が高そうです。




　週足的レベルでは、MA100を割った後、大きく上昇。短期足ではよく見られるパターンです。短期足の場合、体感的には下落トレンドに迎合する確率が70%、下落を騙しにして再転換し上昇していく確率が30%という印象です。MA100が下向きになりかけている状況の中、GMMAの長期束に押し戻される形は下落する前によく見られる形です。ただ、上記でも触れた通り円安圧力が強大すぎる為、テクニカル通りに動くかどうかは不明です。どちらに転んでも良いように心の準備しておいた方が良いかなと考えています。




　ファンダメンタルズ面の変化もあり上昇が続いています。ここで下落するかどうかは今後、数ヶ月にわたる動きに影響が出そうです。どちらに転んでも良いようにしておいた方が良いかなと考えています。

　それでは今週もがんばりましょう！