1/21 2024
カテゴリー:FXブログ, 展望
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※引用:nikkei225jp.com
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※引用:楽天証券
◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルは一旦、上昇波動が終了の可能性もある。
・日足レベルではヘッドアンドショルダーのネックラインで落ちるかに注目。
・週足レベルでは長期トレンドの転換の瀬戸際だが、上抜けた場合は上昇トレンド続行。
・週足レベルで転換するかが今後の為替動向を大きく左右する可能性がある。
先週のドル円は大きく上昇。日足レベルの下落トレンドが継続し3波動目の下落が生じるのか、或いは下落トレンドシナリオが否定されるのか、瀬戸際の状況です。
4時間足レベルでは、上昇トレンドが継続。ファンダメンタルズの力も借りて一方的な上昇が見られました。これを3波動目と呼ぶべきか、5波動目と呼ぶべきかは分かりませんが、一旦、伸び切ったのかなと感じます。よって、ここからは調整が入る可能性がありそうです。しかし、昨年の夏頃見られたようなテクニカルの法則無視の一方的な円安トレンドが生じた場合は、そういったものを度外視して上昇が続く可能性があります。しかし、通常は調整を経なければ上がれない為、週明けは押すのかどうかを見定めた方が良さそうです。
日足レベルでは、下落トレンドが継続し3波動目が生じるのかどうか怪しい状況です。日足のSMA100は簡単に突破されていますし、そのシナリオはほぼ打ち破られたと考えています。ただ、最後の砦としてヘッドアンドショルダーの肩のネックラインが機能しているように見える為、ここで落ちるのか、或いは打ち破っていくのか注目かなと考えています。そのまま上昇を続けた場合は更なる上昇が見られそうですし、逆にここで跳ね返されて4時間足レベルで下落転換した場合は、日足レベルの下落トレンド継続なのかなと考えています。
週足レベルではトレンドラインで跳ね返して以降、上昇が続いています。短期足ではよく見られる上昇の形に近づいてきました。このまま151円あたりまで行くようであれば、アセンディングトライアングルの形である為、上辺のラインを突破次第、更なる上昇を見せる可能性があります。しかし、逆にトレンドラインを割った場合は、数十円レベルの大きな下落が見られる可能性があります。その為、ここを上に抜けるのか、或いは下に抜けるのかは長期的な流れを決める重要な局面なのかなと考えています。
テクニカル的には、下落する方がオッズとして高かったと思いますが、結果的には上昇継続。キャリートレードが再開されたであろうことも要因としてあるかと思われますが、想像以上に一方的な上昇が続いたことで、長期的な下落トレンド入りシナリオが崩れかけています。ただ、勝敗はまだ決したわけではないですし、予想を当てる必要もない為、どちらに転ぶのかを見ていきたいと思います。短期的な観点で言うと、今週は日銀政策金利決定会合もある為、その後に生じる流れに着いて行くのが良いかもしれません。
それでは今週もがんばりましょう!