12/3 2023
カテゴリー:FXブログ, 展望
※引用:ロイター(画像クリックで記事にアクセス)
アメリカ10年債 長期金利 ※引用:楽天証券
◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルではトレンド継続。
・日足レベルでは押しになるか、或いは転換するかのポイント。
・週足レベルでは下落継続の場合は上昇トレンド終了の可能性。
・円高方向に動く可能性が高くなっているが、バイアスはかけない方が良い。
先週もドル円は週明けから下落。4時間足レベルで戻り高値を作って大きく下落しました。気が付けば日足のMA100に接近。ここで転換すれば大きな下落もあり得ます。
4時間足レベルでは、週明けから大きく下落。先週の想定通り150円付近が壁となり下落しました。先週末には材料絡みで大きく下落し、トレンド継続。久しぶりに本格的な下落トレンドが続いています。しかし、再びMAから離れて行ってしまいましたので、一度体制を整える(上昇)可能性もあります。ここから更なる下落へと繋がるかどうかについては、日足トレンドにおいて転換するか?が重要と思います。
その日足レベルでは今まさに転換するかどうかの瀬戸際。ちょうどトレンドラインのあたりで止まっており、MA100についても転換間近です。もし、ここで上昇していった場合は押し目となりますが、ファンダメンタルズを考慮すると、下落していく可能性が高いのではないかと考えられます(もちろん、100%下落とは限らない)。仮にここを割って下落した場合は相当大きな下落トレンドへと繋がる可能性があります。
週足的にも昨年の大きな下落以降、初めて陰線が3つ続きました。このまま下落した場合は、チャネルラインに届いたとみなされ、上昇波動は終了する可能性が高いです。その場合は、大きな下落へと繋がる可能性があります。どこまで下落するのかは分かりませんし、勿論、押し目となって上昇するのか?或いは週足レベルでも転換して下落し続けるのか?は分かりません。可能性としての議論であれば、チャネルラインの下辺である130円付近までは下落する可能性がありますし、そこを割った場合は更に下落し100〜110円レベルも考えられます。しかし、それらは考えられるシナリオの一つですので、長期的シナリオは無視し、まずは短期的に更なる下落があるのかを見た方が良さそうです。
先週から引き続き、テクニカル的に日足レベルで下落転換する兆候が現れていますし、ファンダメンタルズを考慮しても下落する可能性が高いです。しかし、下落バイアスはかけず、もし上昇した場合にも備えてトレードする必要があると思います。
それでは今週もがんばりましょう!