11/26 2023
カテゴリー:FXブログ, 展望
◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルでは戻り高値狙いの局面
・日足は押し目になる可能性があるが、押し目にならなかった場合は大きな下落の可能性
・週足は上昇トレンドだが、転換の兆候がある
・ただし、下落バイアスはかけない方が良い
先週のドル円は週明けから下落。ついに4時間足レベルでも明確に下落トレンド入りしましたが、下落した分は戻しました。
4時間足レベルでは、大きく戻したと言えどまだ下落トレンド。4時間足レベルだけで見れば絶好の戻り高値になり得る場面です。こういった場面では通常、短期足が下落転換する場面でショートで入るべき展開だと思います。ただ、4時間足以外は全て上昇局面であり、またファンダメンタルズ的にも金利動向によっては上昇が続く可能性もあります。よって、基本的には下落狙いとなりますが、150円あたりのMA100を超えた場合は目線を変える必要がありそうです。
日足レベルでは約4ヶ月ぶりにMA100に接近しました。久しぶりにまともな下落となりましたが、トレンドライン付近で反発しているように見えますし、日足で見れば良い押し目です。上昇が続きすぎてもはや何波動目なのか定かではありませんが、波動後期であることは間違い無いと思います。よって、もしここで上昇し切らずにトレンドラインを確定的に割っていく展開になった場合は本格的な下落へと繋がる可能性があります。一方、もし上昇するようであれば再び高値:151.9円の更新及び、介入を警戒するジリジリとした相場に逆戻りする可能性がありそうです。
週足的には久々に陰線が連続しました。これも4ヶ月ぶりです。しかし、こちらはまだ上昇トレンド真っ只中のように見えます。日足レベルで下落転換するまでは上昇する可能性が残っていると見るべきと思います。ただ、チャネルライン付近で止められて下落したようにも見えますし、これが下落トレンド転換への第一歩に繋がる下落の可能性もあります。短期足であればこういった場面は高値更新しNかWに達した後、下落しますが、介入への恐怖がそうさせてくれません。長期的な波動については転換の瀬戸際なのかなと思います。
先週から引き続き、テクニカル的にも下落転換する兆候が現れている為、ここが節目になる可能性があります。ただ、バイアスはかけず、結局上昇した場合にも備えてトレードする必要があると思います。
それでは今週もがんばりましょう!