11/19 2023
カテゴリー:FXブログ, 展望
※引用:テレビ朝日報道局(画像クリックで記事にアクセス)
アメリカ10月CPI 前年比 ※引用:Investing.com
アメリカ長期金利 ※引用:楽天証券
イギリス10月CPI 前年比 ※引用:Investing.com
EU圏長期金利 ※引用:楽天証券
◾️テクニカル観点の展望
・4時間足レベルでは下落トレンドに転換したが、この流れが継続するか確認が必要
・日足レベルでは久しぶりに大陰線が現れたが、まだ下落トレンド転換とは言えない
・週足レベルでも久しぶりに陰線が現れたが、まだ上昇トレンドの最中
・下落の兆候はあるが、まだ下落転換と言うには時期尚早
先週のドル円は週半ばから下落トレンド。これまでは何があっても結局、上昇していた為、久しぶりにテクニカルに沿った動きを見た気がします。
4時間足はMAを割り、その後戻しましたが、押さえつけれて下落。結果、本格的な下落トレンド入りとなりました。ポイントとしていた安値同士に結んだラインも割りましたし、MAの形、ろうそく足の形を見れば完全な下落トレンドです。通常、この展開における次のアクションは戻り高値からの下落狙いです。プルバックがどこまで行くのかは分かりませんが、下位時間足において転換のアクションが見られた場合はショートで入るのがテクニカルに沿ったトレードだと思います。しかし、この展開で上に戻っていくドル円をここ3ヶ月間、何度も見ています。よって、完全な戻り高値からの下落パターンが騙しとなり、上昇回帰した場合は潔く目線を切り替えた方が良いかと思います。
日足で見ると、まだまだ上昇トレンドの真っ只中。陰線が続いていますが、日足だと全然下落していない感覚です。あまりにも下落していなかった為、感覚がおかしくなっていますが、通常ある程度の押しが見られるものです。そういった押しを狙ったロングが入ってくる可能性もあります。このままMA100のあたりまで押していくのか、或いはどこかで反発するのかわかりませんが、下落するにしても素直に動かず、もう一波乱ありそうな感じがします。結局、介入圧力もあってか上昇チャネルには届いていませんが、下のチャネルラインとMA100を破るまでは上昇回帰の可能性を考えておいた方が良さそうです。
週足で見ると、4ヶ月ぶりにまともな陰線が見られました。現段階ではこれを下落の第一歩と判断することはできません。ただ、チャネルラインの上辺に近づいて抑えられているようにも見えます。もしこのまま陰線が続いていくようであれば、上昇の終焉を考慮し始めても良いかもしれません。ただ、テクニカル視点で言えば、週足で見た場合はまだ上昇する可能性があると言えます。
4時間足レベルで下落トレンドとなりましたし、ファンダメンタルズ観点も併せ、ようやく下落の兆候が見えています。しかし、まだ一筋の光というレベルであり、これを下落転換と考えるのは早急かと思います。ただ、相場の転換点が近づいている事は確かだと思いますので、自分にバイアス(上昇する、下落するといった思い込み)をかけずにトレードする必要がありそうです。
それでは今週もがんばりましょう!