11/12 2023
カテゴリー:FXブログ, 展望
こんばんわ!
11/13週の展望です。
◾️ファンダメンタルズ観点の展望
・パウエル発言により、アメリカ長期金利は上昇
・日銀はYCCを当面解除しない意向を改めて強調
・各国の中央銀行は金利の現状維持を求めている
・日本との金利差は改善されない為、円安圧力は継続
先週は一方的な上昇トレンド。気が付けば先々週の高値:151.7円に接近している状況です。円は全面安状態が続いており、止まる気配を見せていません。
アメリカについては、先週は目立った経済指標は無し。雇用統計の結果が悪化した事を受け、長期金利の低下が目立ちました。従って、ドルは売られる傾向になるのかと思いましたが、結果は逆。どちらかと言うと、ドルは週明けから買われる展開となっていました。
※引用:OANDA証券
※引用:楽天証券
※引用:楽天証券
◾️テクニカル観点の展望
・4時間足は上昇トレンド回帰し、まだ上昇の余地あり。
・日足は上昇トレンド継続で、まだ上昇の余地あり。
・週足もまだ上昇継続。
・しかし、介入に要注意。
先週のドル円は、週前半に下落転換の可能性がありました。典型的な下落トレンド入り前の形をしていましたが、この展開で悉く上昇しているのがドル円。今回も例に漏れず上昇でした。
4時間足としては、MA100を確定的に割り、下落転換の可能性が強まっていましたが、あっという間に上昇回帰。週半ばには雇用統計での下げを行って来いしました。二度あることは三度あると言いますが、もう四度も五度もこの展開を見ています。この展開であれば、基本的にはチャネルの上辺目指して上昇を続けると思われます。その際、上昇を阻む要素は介入。テクニカル通りであれば152円は超えますが、前回高値:151.7円を超えたあたりからは介入圧が高まり、上昇が鈍くなっていく展開が想定されます。(かと言って、下落しないのだが)
日足的には、一方的な上昇が継続。押す展開を予想していましたが、結局、大した押しも見られないまま上昇を続けています。テクニカルで言えば、あと2円ほどは上昇の余地があると思います。ただ、繰り返しになりますが、上昇すればする程介入への恐怖感が増す為、上昇が鈍くなります。果たしてチャネル上限まで辿り着けるのか分かりませんが、テクニカル的にはこちらも上昇トレンド継続かと思います。
週足的には、再び大きな陽線。3ヶ月間、まともな陰線は一個もありません。個人的には警戒していたラインに達し、動きが鈍くなり始めているのかなという状況です。テクニカル的には、横槍(介入)が入らない限り、このまま更に上昇を続けると思われます。チャネルの上限に達した後は、一度下落する可能性が高そうですが、ファンダメンタルズ要素に変化が無ければ、その後は押し目を形成して上昇しそうな気がします。
先週は下落転換の可能性が高まりましたが、結果、上昇。どこまで行くのか分かりませんが、介入に気をつけつつ、順張りが良いかなと思います。
それでは今週もがんばりましょう!