10/29 2023
カテゴリー:FXブログ, 展望
こんばんわ!
10/30週の展望です。
◾️ファンダメンタルズ観点の展望
・アメリカは長期金利が5%付近で停滞。FOMCにおけるサプライズは無さそう。
・日銀の政策修正有無については不明。枠を広げて長期金利の上昇を許すのか?
或いは既存戦略を貫くのか?に注目。
・基本的には日米金利差による円安が継続しそうだが、中央銀行のスタンスが変われば一気に逆風も。
先週はジリジリとした展開が続きましたが、木曜日に150円を再突破。そのまま上昇していくものと思っていましたが、1円レベルの大きな下落で冷や水。その後はテクニカルに抗う形で一気に下落しました。
アメリカのファンダメンタルズ面に関してはあまり変化の無い状況。今週のFOMCに向け、目ぼしい材料はありませんでした。強いて言うならGDPでしょうか。想定から上振れた結果となり、アメリカ経済の強さを示しています。この予想外に強い数字は、高金利によるスタグフレーション論を否定する結果となっており、更なる利上げに対してもアメリカ経済は耐えられ得ることを示しています。
※引用:みんかぶ
※引用:楽天証券
※引用:楽天証券
◾️テクニカル観点の展望
・4時間足的には転換の可能性有りだが、日銀会合次第になりそう。
・日足的にはまだ上昇トレンド中であり、上昇余地がある。
・週足的にも上昇トレンド中であるが、そろそろチャネル上辺に達する。
先週のドル円は再び150円手前でレンジ状態となっていましたが、木曜日に150円を突破。一気に上昇していくパターンではありましたが、突如の急落で冷や水を浴びせられた格好でした。結果、その後は下落トレンド化しています。
4時間足的にはここで下落するかがポイントになると思います。テクニカル的には、このパターンはMA100をブレイクするあたりで転換を信じてショートで入っていく場面だと思います。しかし、ここ3ヶ月間こういったパターンから上昇トレンドへと回帰する姿は何度も見ています。今回もそのパターンになるのか見定めた方が良さそうです。日銀会合を警戒して下落している節もある為、今週は特にテクニカル面よりもむしろファンダメンタルズ面にて動く方向が決まる可能性が高そうです。
日足的には久々にまともな陰線がが出現しました。下落することなく、終始ジリ上げを続けている状況ですが、一気に上昇していくことも無いのも特徴です。チャネルラインはもう少し上の方にある為、ファンダメンタルズ面に変化が無い限り、そこまで伸びる可能性があります。
週足的には徐々にチャネルの上限に達しようとしている状況です。ここで跳ね返されるのか、或いは突破するのかでシナリオが変わってきます。跳ね返される場合、テクニカル的にはようやく一旦、上昇フェーズが終了したという見方が出来ます。しかし、突破する場合、天井が遥か上の大きな上昇トレンドとなりそうです。今のところはブレーキがかかっている為、介入と併せて、テクニカル的にもやはりこのあたりは意識されているのかなと感じます。このラインをブレイクするのか?は意識しておいた方が良さげかなと思います。
それでは今週もがんばりましょう!